元オウム真理教の高橋克也容疑者が話題になっています。
高橋克也容疑者は「オウム真理教事件」の実行犯の一人として指名手配されていました。
本記事では、
- オウム|高橋克也wikiプロフィール
- 高橋克也の経歴(生い立ち)
- 17年間逃亡生活を送っていた!
などをまとめていきます。
オウム|高橋克也wikiプロフィール
- 名前 高橋克也(たかはし かつや)
- 生年月日 1958年4月26日
- 年齢 65歳(2024年4月時点)
- 出身地 神奈川県横浜市
- 関連事件 公証人役場事務長逮捕監禁致死事件、地下鉄サリン事件、東京都庁小包爆弾事件、会社員VX殺害事件、被害者の会会長VX襲撃事件
- 判決 無期懲役
高橋克也の経歴(生い立ち)
幼少期時代
高橋は、サラリーマンの父とパートタイマーの妻の間で生まれました。
4歳上の兄がいて、小学校から高校まで進学校に進学。大学は国立。
両親が何かにつけて自分よりも兄の方を大切にしている…
「高等専門学校に行った方がいい」と4歳上の兄から強く進められ、5年制の高専に入学を決め、電子工学を学んだ。
兄に劣等感も持って育ったことで、大学進学を諦め、横浜市の高等専門学校を卒業しました。
また、中学まで柔道を習っていましたが、実績は出すことができなかったそうです。
社会人時代
自宅近くの電気関係の会社に就職しましたが、人間関係がうまくいかず退職。
退職理由は「大学出身と差別されている、兄や両親のせいで大学にいけなかった」と語っています。
兄は大学付属の小中学校などを経て一浪して九州の国立大学に進学。
「悪く解釈すれば兄はいずれ学費が必要になるので、弟の自分に20歳で卒業できる学校を薦めたのでないか。
そんな時に、阿含宗に入信し、瞑想とヨーガの修行を行いましたが、馴染めずにいました。
オウム真理教との出会い
入信後にうまくいかず、そんな時に麻原彰晃の著作『超能力「秘密の開発法」』を読む。
興味を持ち春頃には世田谷の公民館で行われたセミナーに参加しました。
最初はうさんくさいと思ったが、書かれていた体操のようなものをやると体調が良くなった。もうちょっと知りたいと思った。
1987年5月にオウム神仙の会に入信し、7月に全財産である自動車と現金300万円をオウム真理教に布施して出家。
当時は、「車両班」に配属され、教団幹部の車を運転したり、自動車の整備などを行っていました。
また、教団幹部の井上嘉浩の専属運転手に抜擢。
事件の実行犯となる
高橋は社会人で柔道2段を取得したことで、「諜報省」に移籍。
麻原の身辺警護を担当し、井上嘉浩の補佐役となるなど力を伸ばしていきました。
そんな時に、以下の事件の実行犯となり、指名手配されました。
- 公証人役場事務長逮捕監禁致死事件
- 地下鉄サリン事件
- 東京都庁小包爆弾事件
- 会社員VX殺害事件
- 被害者の会会長VX襲撃事件
17年間逃亡生活を送っていた!
事件後の1995年5月に指名手配され、1996年11月に埼玉県所沢市のマンションに菊地直子ら5人で潜伏していたことが見つかります。
新たな写真来たみたい。 : 【高橋克也容疑者逃亡】「なぜ一括で下ろせないのか」 高橋容疑者、川崎市内の銀行窓口で行員に詰め寄る – MSN産経ニュース http://t.co/PrByk1I1 pic.twitter.com/z1jRdTLq
— 鳥居三三 (@tory33_) June 6, 2012
- 2011年12月31日:元教団幹部の平田信が、警視庁丸の内署に出頭。
- 2012年6月3日:元幹部の菊池直子は相模原市で逮捕。
菊池容疑者の供述で2007年まで高橋容疑者と一緒に行動していたそうです。
「オウム真理教最後の逃亡者」として当時はかなり話題になっていましたよね!
逃走中の行動
逃走中は、実在する人物の住民票を悪用し、本人になりすまして生活していました。
また、千葉県内のパン屋の責任者として潜伏生活を行っていたという話も….?
2011年12月まで、川崎市幸区のアパートに潜伏していたが契約更新に関するトラブルで退居。
その後は2012年6月まで市川崎区所在の勤務先社員寮に暮らし、6月4日に菊地の逮捕が報じられると逃亡を再開しました。
蒲田のマンガ喫茶で逮捕
高橋は、2012年6月15日に東京都大田区西蒲田の漫画喫茶で逮捕されました。
オウム裁判 高橋被告に無期懲役求刑
— テレ東BIZ (@txbiz_ondemand) March 31, 2015
オウム真理教の元信者・高橋克也被告の裁判員裁判です。きょう、論告求刑公判が開かれhttp://t.co/t91AuzZYL9 pic.twitter.com/oI3qWcZ0F3
その後は、2015年1月16日の裁判で「無期懲役」の判決が言い渡されました。
まとめ
今回は高橋克也容疑者についてまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。